一般眼科について
どんな些細な症状でもお話しください
一般眼科では、白内障、緑内障、アレルギー性結膜炎、屈折異常、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、結膜弛緩症、眼精疲労、ドライアイなど、眼科疾患全般の診療に対応しています。
コンタクトレンズ
当院では、皆さまがコンタクトレンズを快適に使用して頂けるようにコンタクトレンズに関する相談や処方を行っております。
現在使用しているコンタクトレンズにてお困りやお悩みなどがありましたら、お気軽に当スタッフへご相談下さい。
初めてコンタクトレンズを装用される方には、検査員がコンタクトレンズの取り扱い方法の説明やトライアルレンズを使用した装用練習を丁寧に行っております。すべて終了するまでに1時間半から2時間くらいかかりますのでお時間に余裕を持ってお越し下さい。
眼精疲労
眼の使い過ぎによって、目だけでなく全身に疲れを感じる状態を眼精疲労と呼びます。近年では、スマートフォンの普及によりアプリやゲームなど、テレビやパソコンの画面を長時間見たりする事で、目に負担がかかる事などで起こります。
疲れ眼・眼精疲労の解消法は、眼を休めることが大切です。そのためには、まばたきを意識し休憩をとることや、遠くを見ること、ホットアイマスクなどを利用することなど、眼をリフレッシュすることを心がけしましょう。
症状が改善されないなどは、別の疾患を伴っている可能性もある為、症状が重いと感じた場合は、すぐに眼科を受診してください。
ドライアイ
ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる症状があります。ドライアイは涙の病気とも言われています。
パソコンやスマートフォンなどの普及により長時間使用するなどコンタクトレンズ装用者の増加もドライアイ患者が増えている要因です。
眼が疲れる・眼が乾く・ものがかすんで見える・眼がごろごろするなどの症状があれば、一度受診をお勧めします。
老眼
老眼とは、レンズの役目をしている水晶体が硬くなり弾力性が低下し、近くを見る時に必要な調節が出来なくなる状態です。
40歳を過ぎる頃からピントが合わせにくくなるという自覚症状が現れて気づく方がいらっしゃいます。
無理にピントを合わせる事により肩こりや頭痛といった症状を引き起こす事があります。
また老眼と同じような症状の中に、別の病気が隠されている場合もあります。眼科医師に診断をして頂き、他の病気がない事を確認した上で、眼鏡や遠近両用コンタクトレンズの処方を受ける様にしましょう。
アレルギー疾患
アレルギーによる眼の病気は様々あります。
「季節性アレルギー性結膜炎」「通年性アレルギー性結膜炎」「コンタクトレンズアレルギー」「点眼薬アレルギー」「接触皮膚炎」その他、細菌に対するアレルギーなどもあります。眼の痒みや痛いなど、症状に現れて気づく方もいらっしゃいます。痒みや充血などありましたらお気軽に受診してください。アレルギー検査などを行い治療を進めていきます。
視神経疾患
視神経は、視覚を脳の中枢に伝える最初の通路にあたります。
視路に障害を起こす病気が視神経の病気です。
症状には、視力の低下や視野の異常があり、時には視力の回復しないものもあります。
主な病気として、「視神経炎」視神経に炎症が起こる病気です。
「うっ血乳頭」脳腫瘍などで脳圧が上がったために視神経乳頭が赤く腫れた状態をいいます。
「視神経萎縮」視神経繊維が消耗して萎縮し、視力が低下してくる病気です。
「虚血性視神経症」片方の目の視力が急に悪くなって、そのまま視力が回復しなくなる病気です。
原因がはっきりしていることもありますが、不明な場合も多くあります。
眼に違和感などを感じたら、早めに受診をお勧めします。
糖尿病網膜症
糖尿病網膜症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気です。
予備軍も含めると2,000万人といわれております。
糖尿病網膜症は緑内障とともに成人してからの失明の大きな原因疾患となっています。
初期は自覚症状がほとんどありません。
進行が進むと、蚊のような小さな虫が飛んでいるように見える「飛蚊症」が現れます。
原因となる糖尿病を改善しないと、網膜症に対してどのような治療を行っても再発します。
血糖コントロールをしっかりと行う事で網膜症の進行を食い止める事が出来ます。
小児眼科(斜視・弱視)
弱視とは、何らかの原因で正常に視力が発達していない状態で眼鏡を合わせても視力が出ない病気です。
原因として、先天性白内障や角膜混濁、遠視や近視の屈折異常や斜視などがあります。
治療において、軽度のものは眼鏡治療など、重度になると手術が必要になります。
斜視とは、右目と左目が同じ方向を見ていない病気です。
原因としては眼を動かす筋肉や神経、眼球周囲の組織の異常や目の位置のバランスを保つ中枢(脳)の異常によりおきるといわれています。
治療において、生後6ヵ月以内に大きく眼の位置がずれている場合は2歳までに手術が必要となります。眼の位置のずれが少ない場合は斜視用の眼鏡や斜視訓練などで治療をしていきます。
お子さんの眼の事で気になる事などあればお気軽にご相談ください。
ロービジョン
ロービジョンとは、視機能が弱く、矯正もできないが全盲ではない視覚障害です。
【ロービジョンケア】
ロービジョンケアとは、視力や視野に障害があり、日常生活をする上で不自由さを感じている方に対し、保有している視力や視野を最大限に活用して生活の質の向上をめざすことです。
当院では、日常生活で不自由を感じていることなどをお聞きし状況の確認を行います。その後、視力・視野検査を行っていきます。
個人の見え方に適した拡大読書器やルーペなどの補助具の紹介や選定購入や各種助成制度の手続きの御相談などに応じています。
外眼部手術
眼球の外側(眼球の周囲を取り巻いている眼球に付属する器官)の治療を対象とした手術を外眼手術と言います。
眼瞼、まぶた、涙腺、視神経、涙道などこれらの部位や器官は眼球に密接に影響し、視力の低下やドライアイや流涙など非常に多くの症状を引き起こす原因になります。
手術についての詳細や、手術に必要な検査につきましてはお気軽に当院へご相談ください。
多焦点眼内レンズ手術
多焦点眼内レンズは近方と遠方の2 つの距離にピントを合わせます。
メガネはほとんど不要です。注意点として、誰にでも合うわけではありません。
白内障以外の病気、例えば緑内障や網膜の病気がある方は、多焦点眼内レンズの適応になりません。また細かい作業をしている方なども不向きとなります。検査を受けてからから眼科医師と相談しましょう。
多焦点眼内レンズの手術は健康保険でカバーされません。一部を患者さん本人に負担して頂く必要があります。そのため、目の状態やライフスタイルを考慮して考える必要があります。
ご不明な点や、気になる事があればお気軽にご相談ください。
お気軽にお問い合わせください。087-870-8181受付時間 9:00-12:30 14:30-18:00 [ 火・土午後・日・祝日除く ]
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